それが、きずつけあって
希望に涙、するまえに
当たり前の結果に、涙したり
うまくいかない成果に、涙したり
人とのすれ違いに、涙したり
友人とのすれ違いに、涙したり
見返りをのぞんで、涙したり
誰だって哀しい
だけど
哀しさに、呑みこまれて、見失わない
忘れない
人は人を、簡単にきずつけたりはしないって
でも、すこしの
互いの優先順位のちがいが、
知らぬ間に相手をきずつけて
期待が、見返りが、表現が、
知らない間に、大きな力をもっていて
どこかにあるはずの、真実を、見失ってしまう
ただ一つの、たしかなもので、かならず在るはずの
真実はもろく、うつろい
心の弱さに、ころされる
誰かが招かれた
決してきずつけるためのものではない
素朴な真実を、ありのまま受け取れず
友は、あるいは恋人は
その心の、弱さに比例して、
真実のうちに、悪魔をみる
そしてずたずたにひきさかれて、勝手にきずついて
それでも相手を恨んだりしないのは、
微かな理性が
真実を信頼しているため
人はそれを
希望といたり、夢といったり、愛といったり
誰をきずつけるためのものでもない
真実の光は、
心の鏡で、
ゆがんだり、
かがやいたり
醜くみえるのは、ひとえに、うつす者の心の弱さゆえ
だから社会には規範があって
マナーがあって
進んでいく道のりの歩き方
あらゆる作法が示されていて
それに倣う
勘違いや、すれ違いや、思い込みや、
伝わらない思いや、伝えきれない思いや、伝えない思いが
なんでもうまくいかない中で、オレらは比較的うまくやってるよ
その気のない、何気ない選択が
例えば誰かをきずつけて
きずついたその人に、
きずついたその人を、
怒る資格はあるんだろうか
許す資格はあるんだろうか
あるのは、いつだって思いやる資格だけ
それでも、心の弱さゆえ
口からでる
哀しみゆえの、文句のひとつが、
加害者には、怒りにうつり
納得の言葉が、許しにうつり
真実は、すれ違ったまま、うまくやってるよ
中には、
感情垂れ流しの
ヒステリックな髪振り回す
人々も、きっとかなしいだけ
内に宿る
青い哀しみが、赤い怒りにみえる
哀しんでいるだけなのに
心で叫んでいるだけなのに
それにきづいてほしい、だけなのに
だからきっと、そんなときに許される
人間唯一の選択肢は、思いやりの気持ちだけ
彼や彼女が好きなのは、それを持っているから
彼や彼女と仲良くなれないのは、それが欠片もみえないから
そうやって、オレは人のやさしさに甘えてる
- Posted by at : 2009.12.28 | Comments [0]
- Category: [Crypin Story]
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