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赤の愛

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我々をとりまく全ての物事は常に変化している
変化の源泉は生きる力にある
それは不変であり、結果を生んではまた創造する
私には見える
死の中に生が存在するのを
虚偽の中に真実が存在するのを
闇の中にこそ光が存在するのを
-ガンジー



ヴァランティーヌ
やさしい眼差しが物語っている
彼女の行いはやさしさ、隣人への愛、真摯な想いで溢れている
素朴なその心は、
闇の中でしか、真実を見出せなくなってしまった
真実にもっとも近かったはずの男の目を、再び
ひらかせることができたのだろう
失ってはいない
とじていただけの瞳、それを無言のうちに教えてくれる
それは偶然でしか成しえない、出逢い
しかし偶然はときに、真実そのものであって
孤独な生命が、各々に抱える偶然こそが、人生になる
孤独な男にとって
彼女そのものが、確かに思える真実となり
彼女が考えるように考え
既にあった人生が、喜びにかわることを知り、感謝する
また、それはつまり
自らの過去に対する許しを
えたのだろう
これは偶然をみちびく、博愛

 


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