なにかを大切にする心
むかし見た本に
仕事とは、いろんな所に山をつくっていくことではなくて
めのまえの穴をうめていく作業だと書かれていたのを、思い出す
著者は相当にひねくれた精神のもちぬしだったが
でてくる言葉には、
経験からなる知恵と、努力からなる確信に溢れていて
なんとなくみているだけの二十歳そこそこの僕としては
見事に、引き込まれる
大抵の人は、自らが成すことを、肯定したいとおもう
できるだけ、それが大事なことであってほしいとねがうし
意味をもとめる
自らがつくっているものは山なんだ、
これは大切なものなんだと
願うきもち、しんじるきもち、つづけるきもち
大小さまざま、あるでしょうが
仕事とは、目の前の穴をうめ、道をつくる工程
やまをつくるのは、芸術という
何故なら人生は、穴だらけ
社会も穴だらけ
誰かが落ちれば、誰かがその上を歩いていく
誰かを落とせば、誰かがその上を歩いていける
手をさしのべれば、後ろから蹴落とされる
それいった争いのうえに平和をつくる
これが世界
また社会で、僕たちは生きている
あるいは、自分の成していること、成そうとしていること
それらすべてにたいして、闇雲に意味を求めながら
落ちながらも前にすすみつづける
蟻の巣をつくる、働きアリでいっぱいだ
友人と道で偶然であえば、理由をさがす
何か特別なものにしたくてしょうがない
わかっちゃいない
意味なんか、ない
神様なんて、いない
みえない力も、もはや力ではない
誰しもが、神にすがり
穴をうめながら、避けながら、天を仰いで助けを求めているのは
また、それらすべてから目をそらしているのは、
あいが足りないから、それだけのこと
隣人からのあい
隣人へのあい
自身へのあい
しょうがないと思えるようなこと物足りないことねがっていたこと
もし誰かにその人にあの人に
ほんのすこしだけのあいを、うけていたら、ちがうだろ
どれか一つでも、もっていたら
思いやしない
神様、助けてくださいなんて
祈らない
まちがっても
充分なものがたくさんある
勘違いなんだよ
めにみえなきゃ、安心できないんじゃないよ
めにみえないものをしんじて、安心するほうが、簡単なんだよ
なくならないんだから
みえないから、一度信じたら、なくならない
そんなふうに思えたら、いちばん安心だろ
マザーテレサだって、神をうたがうんだぞ
それなのに、なんにもしないで、祈ってるだけのことに
意味をみいだそうなんて、都合のいい話だよ
なにかを大切にする心は、みえないものじゃなくて、もっと身近な
見えるものに使うのが、ただしい
圧倒的にただしい
でも、あいは、存在しないから
世界はきたないままだ
だからオレは今年も、来月お山に来てくださいなんて言われるんだ
オレは、年末3億円あたったら、自分への愛に捧げるよ
- Posted by at : 2009.8.29 | Comments [0]
- Category: [Crypin Story]
for Trackback URL
このエントリーのトラックバックURL
Comments
コメントしちゃう?