祈るほかにないのか?
知らぬ間に、いたんでいる
風がふいたら、たおれたい
地面にひざを、つけないのは
いったいなにに、抵抗しているんだろう
理性をつなぎとめている
いくらかの恥じらいと、誇りは
涙を許していない
僕は助ける方法をしっている
哀れむだけで救われる
その哀れみは、心に、穴をあけてくれる
それは、たまりきった何かの、けだるい、重みから解放してくれる
でもあいた穴はどうすればいい?
忘れてしまった幸せに、謝りたい
また、忘れてしまった哀しみと、後悔に、謝りたい
しかしそうやって、過去にいらぬ情を、かける余裕がどこにある?
また、ときには、忘れてしまったすべてに後悔をする
どうして忘れてしまうんだろう
あの喜びは、あの哀しみは、何処にいったのだろう
忘れたいと願う傍ら、忘れてしまう自分を、薄情だと思ってはいないだろうか
がむしゃらになれない自分を、責めるな
救えないものは、救えない
哀しいものは、哀しい
手に入らないものは、手に入らない
自分が、何を求めているか、知っていると
おおくのあたえられた、しあわせが、
からだをすりぬけていってしまうこと
それも、知っている
足枷が、心の躍動を、許さない
また、憐憫を、許さない
できることならば、許してあげてほしい
- Posted by at : 2009.7.15 | Comments [0]
- Category: [Crypin Story]
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