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祈るほかにないのか?

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子供らを
被害者に、加害者にもせずに
この街で暮らすため
まず何をすべきだろう?
でももしも、被害者に、加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し、瞼をはらし
祈るほかにないのか?
-タガタメ
 



知らぬ間に、いたんでいる
風がふいたら、たおれたい
地面にひざを、つけないのは
いったいなにに、抵抗しているんだろう
理性をつなぎとめている
いくらかの恥じらいと、誇りは
涙を許していない
僕は助ける方法をしっている
哀れむだけで救われる
その哀れみは、心に、穴をあけてくれる
それは、たまりきった何かの、けだるい、重みから解放してくれる
でもあいた穴はどうすればいい?
忘れてしまった幸せに、謝りたい
また、忘れてしまった哀しみと、後悔に、謝りたい
しかしそうやって、過去にいらぬ情を、かける余裕がどこにある?
また、ときには、忘れてしまったすべてに後悔をする
どうして忘れてしまうんだろう
あの喜びは、あの哀しみは、何処にいったのだろう
忘れたいと願う傍ら、忘れてしまう自分を、薄情だと思ってはいないだろうか
がむしゃらになれない自分を、責めるな
救えないものは、救えない
哀しいものは、哀しい
手に入らないものは、手に入らない
自分が、何を求めているか、知っていると
おおくのあたえられた、しあわせが、
からだをすりぬけていってしまうこと
それも、知っている
足枷が、心の躍動を、許さない
また、憐憫を、許さない
できることならば、許してあげてほしい
 


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