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もしもおまへが
よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮したり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ
 
-告別
 
 



あるとき、苦しい、思いをしました
やっぱり、人間のことは、あまり好きではありません
当時も、いまも、かわらず、人の無自覚には心を痛まされます
このさびしさが、僕にとって、何になるっていうんでしょうか
いったい、何の為に、犠牲を払い続けていたのか、本人からしてもわかりません
きっと、一人になる覚悟がないから、ただそのためだったのだろうと思います
 
 


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