一つ、皆さんに伺いたいのです
彼が誰だかわかりますか?
おそらく、話した事のある人はそう多くないでしょう
彼が何故、こうも常に彼らしく在ることができるのか
理解している方も、そう多くないでしょう
しかしどなたでも
わかることが一つあります
彼が尋常ではないということ
彼の名は
しんや
世界でもっとも江頭2:50に近い男
彼には夢がある
アメリカに渡り、ガンダムを作る
彼は現在、ウェエストバージニア大学の学生であるが、
休学中であり
学費を稼ぐため、この2年間日本に留まっていた
そうです、彼は旅立つのです
誰にだって
止めることができないものがある
それは
夢、そして狂気
彼はその両方を充分に兼ね備えた、男である
つまり、五月末には、彼はアメリカへと渡ってしまうんです
お別れです
次、戻ってこれるのは、一体いつになるだろう?
卒業し、あちらで就職をし
再び、僕らが笑って、
時間に追われぬ時を過ごすことはできるだろうか?
しばらく会えないだけだ、と自身を納得させるには
僕には、彼との思い出が、あまりに多すぎるのです
彼がいつ、
海の向こうで、スラムをガチャピン姿で歩き
撃ち殺されるかわかりません
つまり、そうです
最後だとわかっているなら
やりましょう
おくるびと ザ ファイナル
いわゆる、送別会を行いたいと思います
事の経緯を紹介します
僕は今日、彼と共に
木下夫妻宅を訪ね
寡黙な彼に一つの質問を投げかけました
「しんやさん、来月行っちゃうんでしょ?」
「うん」
「送別会やんないの?」
「え」
彼とは高校から、かれこれ10年来の付き合いになります
彼を親友と呼ぶのに何の躊躇いも持ちません
僕が出会う大抵の人々には、いつだって彼を紹介してきました
彼はいつだって僕らの期待にこたえてくれました
気付けばガチャピンになっています
耳はちぎれてドラえもん状態です
何を思ったか右手にシルバーアクセサリを埋め込んでいたこともありました
究極と言っても差し支えない箇所にピアスをあけたこともありました
安全ピンで。
若さなんて生ぬるい言い訳は通用しません
やんちゃなんて枠組みで囲ってしまってよいのでしょうか
彼は、何かが違うんです
僕は彼に問いかけました
送別会はやらないのか?と
僕は間違っていました
送別会というものは、
おくられるひとが企画するのではない
おくるひとが、企画するものなのです
つまり、僕が
やらずに
誰がやるのかということなのです
ということで、元気におくります
細かいことは気にしません
おくってみせましょう
異界送りのやり方なら
ユウナに学びました
■参加資格
・おくりたい
・おくられるのを眺めたい
・アカデミー賞を堪能したい
予測ですが
10名から20名くらいで
平均年齢26歳程度の集まりになると思います。
■日程
5/9(土) か 5/15(土)を予定してます
■場所
新宿、池袋、渋谷付近で考えています
■お店
人類の限界に挑ませてくれる所
何かよいお店あったらおしえてください
店の中で、ブルーマンができあがっても怒られないようなところがいいです
■参加表明
Worldxに連絡してください
できるだけ細かく情報が欲しいので
9日と15日どちらなから来れるかなどの連絡ももらえれば嬉しいです
どうせなので、アメリカと言わず
人類の向こう側までおくりたいと思っています
僕、おくりびとみてないですけど
あれはおくられる人に、お化粧をするみたいなので
自信のある方は、コスメ
持参していただければと思います
理想を言えば、
ピクニックシートを店まで持って行き
横になった彼に
施したいと思います
死に化粧
ではやりますかと、木下さんと話していたら
本人もおくられることに、
喜びを感じている模様です
ごくごく一般的な送別会をやろうと話しているだけなのに
彼は、一体何故でしょうか
何が彼を彼たらしめているのか、とても理解は及びませんが、こう言います
「五月になったら坊主にしようと思ってたんだけど髪残しておいた方がいいかな・・・」
・・・え、なに、その心配
「え、なんで?」
「どっから髪の話?」
「断髪式でもやるんすか?」(Worldx的ジョークのつもり)
「全然いいですよ」
・・・いいのかよ・・・
「ただ、誰かが調子にのってまゆ毛とかいったらやばいですよね」
「おくられるんだし、まゆげくらいなんともない」
・・・いや、あるだろ・・・
・・・おくられるってべつに
・・・まゆ毛関係ないぞ・・・
「あ、でも」
「パスポートと顔が変わったら日本でれないんで」
・・・いやいや、スケールでかすぎるだろ・・・
・・・顔変わるって、今までどんな送別会体験してきたんだよ・・・
・・・というか何やるかわかっていってるのか・・・?
・・・飲み会だろ・・・?
・・・正気か・・・?
数々の思いを胸に押し込みつつ
「いや、顔かわるとか日本でれないってか出発まで病院出れないだろ・・・」
いつも思うんです
彼のみている景色は、いったいどんな、景色だろう
彼のいたって真摯な姿勢を目前にしながら、
口から出る正気とは思えない、彼だけが知る彼の法律
つくづく、僕は人間なんだなと認識させられる数々
だからこそ僕は、彼をおくりたい
もし一緒に彼をおくりたいと思ってくれる人がいたら、連絡ください
人数は、多ければ多いほどよいと思っています
友達とか連れてきてもらっても特に問題ないです
楽しい集まりにしたいと思っています
参加者がお互いに知り合いである必要はないと思っています
だからこその楽しさもあるんじゃないかと考えているからです
何より大切なのは
彼がまた日本に戻ってきたくなるような夜でする。ということです
そのためには、皆さんの友情と、好奇心と、愛が必要です
ご参加お待ちしています
さいごに、一つの詩を紹介します
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「最後だとわかっていたなら」
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
確かに いつも 明日はやってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがえたこともやり直す機会が
いつも与えられている
「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる
でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと
だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を 伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
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