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息子のまなざし

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オリヴィエと呼んでもいい?
-息子のまなざし



題名と、パッケージ、あと雰囲気
なんというかヨーロッパ独特の雰囲気がもう
みるからにあらわれていて
そういう映画は、大抵、観終わった後には、自分にはちょっとはやいなと思う
息子のまなざし
この映画もいわゆる、そういう類にあてはまる映画なのだけども
この、ジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌという
二人での作品は、
全てこの感覚でとられているのかと考えると、
とても追いつける気がしない
しかしそれは、僕が考えすぎていた場合
もしこの映画、あるがままのものに過ぎなかったのなら
ちょっと変わってくる
映画を観るという事は、
映画という舞台に立った日常を観る事だと僕は思っていた
いや、少なくともその感覚でスクリーンの前に座っているけれど
これがもし、あるがままのものであれば
これは、日常という舞台に立った、映画というドラマで
何ら計算のない
日常と、人間が、ただ描かれているのだと言える
オリヴィエ
彼にとって
フランシスの言動に、何ら救いはなかったはずである
失った者の傷は癒えない
分かりきったこの感覚を前にして、
ジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌは
フランシスにこう言わせるのだ
5年もぶちこまれれば反省する
もう5年も償ったんだ


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