問題は生きる事だ
あとは考えないでいい
-チャップリン
年の変わり目に、イヤホンを買い換えた
ShureのSE420というやつ
以前のERのも良かったけど、何故か買い換えた
モノとしては最高峰のイヤホン
そんなあなたの噂を聴いてから、
ずっと気になっていました、ずっと観ていました
人はこれを恋って言うんでしょう、そうでしょ
でも僕はあなたにふさわしくない、薄汚れた豚野郎
毎日ブラックコーヒーばかり飲んでいるクズ野郎
豚に真珠、WorldxにSE420
でも僕は生まれ変わったんです
ボルヴィックになったんです
60%
だから買っちゃった
届いた瞬間、全速力で視聴
正直、違いがわからない曲もあれば
明らかに違う曲もあったり
その違いは、それは少し複雑で、
それに個性の問題だから大声では言えないけれど
何でもかんでも変わるってわけじゃなかったんだよね
しかも純粋に音質が向上するというよりは、解像度が高くなったような
リアリティが高くなったような
臨場感に迫られるような
滋養強壮にも効果がありました
食欲もまし
息切れもしなくなりました
デメリットもあって
演奏が耳につくようになる
大げさな話、好きだった曲が聞くに堪えなくなったりもする
例えばマンソンが聴けない
前のイヤホンの方が相性はよかったらしい
そんな気がするけど、今聴いたら聴けない事もない
大げさだった
高校の時に大げさってあだ名の同級生がいた
深く思うのは、好きな人いたらごめんだけど
というかうちも好きなアーティストの一つだけど
東京事変とか、演奏の調和がなくて辛い
耳が痛くなる
なんかみんなが前に出てくる音楽に聴こえてしまう
音自体は良いのだけど、群青日和とか
聴くに堪えない
りんごの唄はいい
他にも、Delaysとかね
サビでギターがうるさいような所が
ノイズのように聴こえちゃったりする
耳が痛くなる
とはいってもー
メリットがデメリットを帳消しにするくらいのパンチ
もってた
いきなりマンソンとか聴いちゃったからそれで焦ったんだよ
とにかくもう普段聴かないような曲まで、とりあえず色々聴きまわしてたら
ハート
やられました
あなたが
すき!!!
Avril LavigneのGirlfriend
Damien RIceのCold Water
Vicente Amigoのフラメンコ
違う曲!いやそこまではないよ、ひろしついた
そして何より、カラヤンが、やばい
今までも最強を認めつつも、
なにか違和感が、
心のどこかに残っていた事に気付かされた
カラヤンを満たす器がないと、半分も理解できない
今まで、どれだけの彼をこぼしていたことかと思うと
すまぬ、アフガンの大地
アフリカよ、許してくれ
南半球、許してくれ
あの重厚な感じの音楽は、中途半端なスピーカーとか
微妙なヘッドフォンだと音が濁ってるような
重なりすぎているような
全ての印象が、クリアになった
めちゃくちゃに絡まっていた糸が、解けた
僕の中の、クララが立った
クララが立ったー!
ラフマニノフピアノ協奏曲2番
クリアだ
透き通っている
カラヤン、あなたを僕は確かに、見えていたはずだったのに
見ていたはずだった
この目に捉えていると思っていた
目の前にあるのは、拓けた大地だと思っていた
しかし、とても曇っていたのです
何も見えていなかったのですよ・・・
新しいイヤホンを通して僕の目の前に現れた
カラヤン
第九、チャイコ5番、新世界
その音は、こんなにも震えている・・・
何不自由なく、僕は照らされた道を歩いていたのに
どれほど曇っていたことか
曇っているうちは、更に明るく遠く深くまでみえるだなんてわからないんですよ・・・
今夜は震えて眠れ
朝のセブンイレブン
いつもの刻
僕は飲み物を買おうとして
窮屈に並んでいる品々で、唯一の輝きを放っているメッセージを見た
カラダの水は、6週間で入れ替わる
evianにそう書いてあったんですよ
僕、ひらめいちゃいました
買っちゃいました
お口にあいませんでした
なので翌日、僕はいつものようにセブンイレブンに行って
ボルヴィックを手にして、
ちょっとらんらんスキップ気味に会社に行きました
それは11月、師走へのカウントダウン
以来、ボルヴィックしか買わない
仕事帰り、1ℓのボルヴィックを数個買って家に帰る
仕事前、500mlのボルヴィックを買って、豚箱へ向かう
気付けば2月、あれから僕は何度か
身体の水入れ替わってるわけですよ
人体の60%が水分なわけですよ
いわば、ニューあきおみくんですよ
当然、身体の水が60%もボルヴィックになれば、色々な事が変わります
単純計算6割の事柄になにかしらの変化がおきるわけですよ
これもう大変なことですよ、大発見です
まず、パンを食いたいと思うことがなくなりました
もうライスオンリーです
クロワッサン以外、興味ないです
フランスパン、匂いだけで充分です
「馬鹿の一つ覚えみたいに何でもかんでもマヨネーズつけてるんじゃないよ」
と、怒りすら覚えてきました
パン屋は好きだけど、鑑賞してる時が一番楽しい、食べる必要が思い当たらない
次に、都さんの事がどうでもよくなりました
彼の生活が、将来が、心配でしょうがなかった時期もありました
果たして就職できるのだろうか
一年に数回
「オレ、来月から就活するんだ」
丘の上で、夕日を眺めながら
誇らしげに語る彼の瞳に希望と安心を抱き
実りない「来月」を迎える度に必要のない傷をこの身に刻んできた
そんな人生から解放されました
僕の心は傷一つない、殻を剥きたてのゆで卵のようにつるつるです
まるでボルヴィックのように
透き通った、向こう側を眺めるのに苦労のない、心となりました
もう都でも村でも豚でも眼鏡でもどうでもいいです
次に、ブログに日記を頻繁に更新するようになりました
何も書くことがない場合でも、
無理やり過去に呼んだ本、観た映画を記憶から掘り起こして書く事もあれば
好きなアーティストについて書く事もあり
または何か書くネタを探すために、
思考をめぐる事もありました
おかげで、知り合いに病的、病んでそうと言われるまでに至りました
まだまだありますよ
煙草をやめました
身近な友人が、禁煙すると言い出して一ヶ月
彼が、禁煙仲間がいた方が心強いと言った、あの日
「じゃあ僕も禁煙しようかな」と言ってしまった、あの日
20本の煙草を吸う一日から
20回の禁煙をする一日になり
1ℓのボルビックと2本のデカビタCを飲む一日になった
もし、本当に僕が煙草を吸わなくなったら
もしかしたら、木下さんが笑ってくれるかもしれない
久しぶりに会った時、もし僕が煙草を吸っていなかったら
誰かが笑ってくれるかもしれない
ひろししね
そう思ったら、気付いたら、朝目を覚ましたら、禁煙は完了していた
一日に1~2箱のフリスクを食べるようになりました
仕事中、リカルデントを一本
フリスクを1~2箱
消費するようになりました
煙草代、320円
フリスクとガム、500円
ストレス、プライスレス
世の中には、お金がかかるから煙草をやめるという人がいます
お金の為に煙草をやめるなんてナンセンスです
僕に言わせれば、煙草をやめた方がお金がかかります
世の中には、健康の為に煙草をやめるという人がいます
健康の為に煙草をやめるなんてナンセンスです
僕に言わせれば、フリスク常に噛み砕き続けてる人生は江頭2:50以下です
死にます
僕が細木数子なら言ってやりますよ
あんた死ぬわよ
ってね
そして僕はポジティブペスシンキングという考え方を、人生に導入するようになりました
あ、地面にフリスクが落ちちゃった
どうしよう
もしぺsならどうするだろう?
きっと食うな
じゃあ僕も食べる
あ、この服欲しい
こんな時
もしぺsならどうするだろう
買わないだろうな
じゃあ、僕は買う
新宿まで行くのめんどくさいな
もしぺsならこんな時どうするだろう
きっと彼なら、頑張って行くだろうな
足を引きずってでも行くだろうな
でも面倒だから僕は行かない
初めて行く定食屋に入る
もしぺsなら何を頼むだろう
ご飯にあうものがいいんだよね
きっと焼肉定食だな
じゃあうちも焼肉定食大盛りで
スティーブ・ジョブズもこう言っています
ぺsがいると、世の中がちょっとだけ便利になる
まだまだ探せばきっとある
ボルヴィックのおかげで開かれた
新しい人生
皆さんも一緒にボルヴィックになりませんか?
初めて会う、誰かに、こう言えるんです
どうも、6割ボルヴィックです、よろしく
最近、毎日日記を書いて
皆さんの最新日記を汚していることに
罪悪感を感じてきました
なので、僕
メンバーを卒業しようと思います
コミュニティになります
アディオス・アミーゴ
どうやら、能率的に考える事が、
合理的に考える事だと
思い違いしているように思われるからだ。
当人は考えているつもりだが、
実は考える手間を省いている。
そんな光景が至る処に見える。
モノを考えるとは、モノを掴んだら離さぬという事だ。
-小林秀雄
吉野家へ行った
席へ座って、数分が経ち、ようやく店員が声を掛ける
「ゴメナサイ、ゴ注文ハ」
彼女が僕にそう投げかけるまで、彼女は僕の前を何往復しただろうか
めげない
ドトールへ行った
砂糖とミルクを二つずつと、目の前の彼女に声を掛け
あけてみるとご丁寧に一つずつ
自転車を走らせ、店へと戻り、交換してもらった
きちんと手に入れた砂糖とミルクを入れようとすると
中身がカフェオレに変わっていた
めげない
朝、セブンイレブンへ行った
おにぎりとカップのみそ汁を買った
お姉さんに笑顔で挨拶を交わし
会社へと着き、お湯をいれ
目の前にあるはずの箸が、ストローだった
そんな日もある
僕はめげた
目の前にある全てを壊したくなった
あれもいらない、これもいらない
なんにもいらない
もし目の前にガス風船を持った小学生がいたら
パンチする
風船、どっかとんでいっちゃえ
もし目の前に荷物が重すぎて信号を渡れない老人がいたら
パンチする
荷物、落ちちゃえ、食器割れちゃえ
そんな思いに駆られながら、自転車を走らせていると
スズメが3匹、アスファルトの上で踊っている
僕はブレーキを踏んだ
踏んでしまった
悪い人間に染まろうと思っていた矢先
地球が僕に、試練を与えてくれました
いえ、愛の手を差し伸べてくれました
生きるって、たいへん
最近、一日100回くらい
Hide ans Seekって曲を聴いてるんだけど、飽きない
これも近頃流行のエコでしょうか
モノを使いまわす時代がやってきたのでしょうか
モノに使いまわされているのではないのでしょうか
こうして僕は、今日も同じ曲を100回聴きました
エコって最高!Viva エコ!Viva ビルゲイツ!
最近とても思うんです
小さい人間だなと思うんですよ
なんにもやってない
疑問に思ったんですよ、なにか生産してるんだろうかって
未来に繋がるんだろうかって
このご時勢にね
自営業で派遣として出向して、出向してる先の会社は小さい会社ですよ
大したコネもなく、大した努力もせず
自分の時間では、
映画を観て、本を読んで、あとは多少勉強する程度で
通うと思えば通える学校にも、ジムにも、行ってないんですよ
その割にピアノをまたやり始めようかななんて考えてるんですよ
窓の割れた家で、部屋着7枚とか着て寝てるわけですよ
たちの悪い事に、そういった本を読む事、映画を観る事
何事に於いても、そうしなければならないといったような
意識に追い詰められてるんですよ
頭に入れている情報も、自分が気になった知識を無造作に詰め込んでいるだけの日々なのに
何か未来に繋がることをやっているかと言えば、そんな自信ありません
でも自分としては、今日まで何か努力してるつもりになっていた気がする
生産性がない代わりに、日々が充実していて、愛に溢れた人生を歩んでいるわけでもない
じゃあ逆にどうしたいのかと言うと、未だによく分からない
分かっているのは、中途半端な気持ちで就職はしたくないとか
その程度だったのかもしれない
1年前は、確固とした意志で、この道を選択し
自分の力で歩いていると確信していたはずなのに
自分にはやっていける力があると、考えていたはずなのに
やればやるほど、天性の才能なんて何もない
努力とか以前に、やるかやらないかの選択すらできていない
凡才だって、思えてきたんですよ
あーじゃあどうしたものかと、考えて、
ふと僕が詰め込んだ世界の情報から、階段を下りて
今住んでいる、僕の周りの世界を見回してみると
みんな似たり寄ったりな感じがしてくる
羨ましいくらい輝いてる才能を持っていると思わせてくれる人間なんて、両手の指にも足りない
これはかなわないやと言う努力と選択に輝いてる人間なんて、片手の指にも足りない
そう考えると、結局そんな、観なきゃいけないみたいな
得体の知れない使命感にかられて
勉強する事も、濫読する事も、映画や漫画をあさっていく事も、意味はなくて
そんなこと考えずに、何事もその場を、今を楽しんだ人の勝ちだなって思えてきて
そうする為には、まずこの頭をどうにかしなきゃいけないわけですよ
何かと考えちゃうし、それは大抵悪い方向だし
このままじゃよくない
何度もそう繰り返し思って、考えたはずなのに
結局、自分の感性が選択していく道を歩かされている
お仕舞いのときまで
これが正しいのか、キレイな人生なのか、それは美しい人生になるのか
結局のところ分からない
知ってますよ
いつだってきれいだってことは
と若い男はいった
でも今日はとってもきれいな服を着てるから
この服を着たのを見たことはありませんよ
どこかへおでかけ?
いいえ、これはトマーシュのために着たの
-存在の耐え難い軽さ
ケエイトオウィイインズレット
主演女優賞きた
うちの中でタイタニックはなんでもない映画だけど
ホリデイを観てから、夢中
嬉しそうな顔が本当に嬉しそう
なんか当たり前っぽいこと、言ってるね
当たり前だし
主演男優賞はショーンペンだったかな?
ショーンペンも好きだなー
男性俳優では一番好きかも
声と演技が、いちいち重いし
沈黙が重い、ミスティックリバーの時は格好良かったなあ
シャープなジャイアンって感じの佇まい、憎めない
アカデミー賞なんてどうでもいい賞だと思っていたけど、なんか嬉しいね
昔は、くだらない事で小さく喜んでいる事も
くだらないと思っていたけど、今は結構満足してるよ
そうして僕は仕事を終えて、家に帰り
お風呂へ入ろうと母屋へ向かうと
母上が、僕を出迎えこう言うんだ
アカデミー賞
「おくりびと」
とりましたね
え、あ、はい
・・・はい・・・
みたいですね・・・
この血の繋がった
骨を包んだ目の前の肉は
その眼光は、何を語っている
お前は何故、オレに聞く
僕が、知らなかったらどうするんですか・・・
僕が、映画なんて何の興味もない男だったらどうするんですか
大体そんなことどうして言うんだい
頭から次々と沸き起こる疑問と、その答えを探す暇を
彼女は与えてくれなかった
しかし絶妙のタイミングで、僕の心の中まで見透かしたような答えを
彼女は持っていた
用意していた
綿密に計画された、罠だった
もっくんは希心会なんですよ
そこかよ・・・
あなたそれ言いたかったの・・・
用件は済んだかい
じゃあ僕は、明日への一歩を踏み出していいかな?
お母さん
あなたの人生に、優しい眼差しを捧げます
僕はもう振り返らない
ふと過去の思い出が、よみがえってくる
幼稚園に入ろうという頃、
僕はひどく、行くのを嫌がったらしい
そんな記憶はあいまいにもないのだけれど、そう言われるとそんな気もしてくる
毎日何をして過ごしたのかも覚えていないが
たまに白金を歩いていると、あの頃しか過ごさなかった、あの空間が
家々、町並みが、とても懐かしく感じられるし、眩暈がしそうな感覚に陥る
僕はきっと、あの頃に戻りたくないんだろうね
何故、幼稚園に行く事を嫌がったのだろう
それはきっと、現状に満足していたから
そうとしか考えられない
確かに、幼稚園に入ってしまったらもう
永遠に抜け出せない道に足を踏み入れた感覚があって、それを思い出す
そんな事を3,4歳児の段階で思っていたと考えると
今すぐタイムマシーンに乗って、あの頃の自分に会いに行って
フリスク食べさせたい、というかひねり潰したい
唯一明確に、覚えている過去の記憶が
将来の夢について
僕は本屋さんになりたいと書いた
紙をまとめて、表紙をつくり
卒業アルバムをつくるように、
キレイに糊付けしようとする慎重な思いと、
気付かぬうちに生じているズレに、諦めを抱く思いを
繰り返しながら
当時5歳児程度の自分でもできるだろう
簡単であろうという理由だけで、僕は書いた
本屋さんになりたいと言った
20年経った今
改めて思うと、かわいくない
生意気な、希望のない、幸せとかけ離れた
愚図・・・
その割に、そこら中に転がっている
希望や、夢といった文句に惑わされ
なんにでも成れると思っていた時期もあった
生涯賞金が支給されると聞いてからは、楽そうだから
意味もなくノーベル賞をとろうと思ったこともあったし
医者になりたいと思ったこともあったし
心理学者になりたいと思ったこともある
やればできるだろうという、
何の保証もない安心感と
無知な心に騙された
自分を騙すのは難しいと思う
でもある日、
もう何年も自分を騙していたのだと気付く事もある
何がなんだかわからない
でも一つ確かな心で思うのは、あの頃
希望とか夢が、そこら中に転がっていたこと
そんな文句を真に受けた、自分がいたこと
愛と勇気だけが友達でいい
誰かに言う通り、言われたことをやっていれば
その先に自由な選択肢があると思っていたかもしれないし
何も思わず、空虚な安心感でだらだらと時を過ごしながら
気付けばこの年齢で、周りからは宇宙人と呼ばれている
だから僕は、世界中の子供たちから、夢を奪ってあげたい
やらなきゃやられるんだって事を教えてやりたい
なんて事をお風呂に入りながら考えている自分を振り返り
ほっぺをひっぱたきました
悪い子です
僕が悪い子です
僕がおかしいんです
家族の愛から卒業してもう10数年が経ちます、辛い人生です
だから昔に帰るために、カルピスを買ってみました
あんた、生きるいうのは苦しいとか何とか言うけれど、
それは人間の気どりでね。
正直、生きてるのはいいもんだよ
僕が知っている、映画の二つの楽しみ方
観ている最中、楽しいもの
観終わった後、一息ついて
それが何だったのか、意義を考える
そういう楽しみをつくることができる映画
農家には農家
貴族には貴族
豚には豚の、人生がある
ヒロシにはヒロシの、人生がある
ヒロシでも、人生がある
どんなハンディを背負っても
人生は、人生です
目が見えなくても、耳が聴こえなくても
全てが決まっているわけではないし
何かしらの運命が、あなたに、まっすぐ歩くだけの道を用意してくれるわけではありません
自分で決められるし
何処にでもいけるし、誰に恋をするのも自由なようです
とんでもなく不思議なことがあったり
稀有な体験で彩られてばかりってわけでもないようです
普通に生きてるし、きっと普通に死んで、終わる
この世界は、
健常者も、障害者も、愚か者も、善人も悪人も聖者も
共存できるから、広いのだ
この世界の、
僕たちの知恵が届く限り、その深さを測ろうと試みても
とても理など、知恵などは及ばない、深遠の連続なのだ
一人の人間の、無意識にとった行為が、
知らずのうちに、他人の人生へと触れ
傷つけている事もある
一人の人間の、思いを賭けた行為が、
ことごとく空回り、
何の結果を生まないこともある
体験
経験が人を成長させてくれるし
人生を決定付けるのは、確かなことだけど
それだけでも人生は決まらない
それだけじゃ人生は分からない
囚人たちを死なせることになるとはわからなかったのですか?
いいえ
わかっていましたが、新しい囚人が送られてきましたし
古い囚人は新しい人たちのために場所を空けなければいけなかったんです
ではあなたは、場所をつくるために
『あんたとあんたとあんたは送り返されて死ぬのよ』
そう言ったわけですか
わたしは・・・
わたしが言いたいのは・・・
あなただったら何をしましたか?
-朗読者
厚かましいようですが、一つ
お話させてください
先日の来客の言葉ですが、おそらく真実ではありません
わたしも過去に同じ事を男性に言ったことがありますが
もしそのとき盗み聞きしてくれている人がいれば
今頃犬と二人で寂しく過ごしていることはなかったでしょう
ごく稀にだけど出会うような
多くを語らない映画
こういう作品は、そう
観たままに感じることしか許されていない代わりに、
観たままに感じる事を許されている
ジャンクロードが父親から受け継いだ職業は、
知らぬ間に彼の心を乾かしていた
感情溢れる、しめりのある、生を感じる心では、
彼の実直な心では、生の哀しみと向き合えないから
彼は心を乾かしていった
あなたの費やす全ては、あなたの為になっているんですか?
自分が、どこにいるか分かっていますか?
その平凡な習慣が、決まりきった日常だなんてことはないんですよ
フランソワーズのみた彼は
乾いた目をした憧れだったに違いない
その中におそらく、彼女にしかみえない深遠を感じ取ったに違いない
彼女は、その心が知らずに惹かれる気持ちを
明確で、論理的な、何かしら原因があるのだと
むやみに並びたてたりはしない
何故なら、彼女自身が最も戸惑いを感じているから
婚約者への不満、物足りなさ、マリッジブルー
幾度も頭で反芻させた数々
姉が全て言ってくれた
それでも倫理と論理に逆らいながら
おそらく彼女は、絶え間なくたたかっていた
あの時もそう
彼は何故、話を聞いてくれなかったんだろう
その理由は分かっているはずだったのに、自分に嘘をついた
吐く息も重く、口に出す言葉も重く
重い足を引きずりながら
日常を歩いている
ジャンクロードの乾いた心におりた
一滴
もし柔らかければ
曲がることも、
形を変えることもできたかもしれない
もし温度を保ち
湿度を保っていたのなら
癒やすこともできたかもしれない
しかし、ひびが入ったのだ
彼は大いに傷ついた
そのひびから覗く、あたたかいものが、なんだか分からない
父はこの職業に尽くしきり
愛されることを望むあまり
不器用な男になってしまった
鏡のように、自分もそうなっていたのだと気付いた時
彼をおそったものは絶望のはずだった
間違いなく絶望であるにも関わらず
彼は
彼のひびの入った心は
その実直な精神は
フランソワーズ
あなたの見抜いたやさしさを
そのひびから覗かせていましたよ
フランソワーズ
あなたの言った全ては
そうして終わらせようとした決意
彼が応じて
少し頷いてくれるだけでよかった
しかし彼は、何処までもあなたの思っていた彼だった
でもそうするしかないと思ったから
そう言ったんでしょ?
いつかきっと忘れられるからと諦めたんでしょう
きっとそういうことなんでしょうけど
彼はやっぱり、あなたの思っていた彼なんですよ
昨日この映画観た後さー
二日連続でホリデイ観ちゃったよー
意外と、うちはラブコメ好きなのかな・・・
もーちょーすきだよー
ブルーレイで欲しいけど
売ってないよー
くだらないアメリカンな感じ満載なんだけど
おしゃれだし
あの体全体で表現してる感じが好きでしょうがない
あの個人的なセンス満載な音楽たちが好きでしょうがない
しね
彼は、リョーヴィンが心に翼がはえたような気持ちでいることを、知らなかったのである。
ところが、リョーヴィンは、
キチイが自分の話を聞いていることも、また聞くのが楽しいことも
ちゃんと知っていたので、ただそのことだけしか考えていなかった。
いや単にこの部屋ばかりでなく、全世界において彼のために存在しているものは、
彼にとってにわかに大きな意義と重大性をおびてきた彼自身と彼女だけであった
-アンナ・カレーニナ
一人で寂しいはずなのに
ひょっとした事で、とても楽しくなってしまったりする
ちょっとしたひらめきか
深入りしてはいけないはずなのに
これ以上前に進んではいけないはずなのに
未来を省みず、力いっぱい前に進んでいくこともある
浮き足立ったその気持ちを大事にすれば、こんな歌もうまれてくる
いいか、スムーロフ
ひとことで通じないことをいちいち聞き返されるのが
僕は嫌い性質なんでね
話によっちゃ説明できないことだってあるだろう
-コーリャ
今更買った
This Love
Sarah BrightmanのCDならもっているよ
でもこっちの方が好きかな
This Love以外でも
ロミオとジュリエットのテーマと
Laura`s Themeというのもよかった
Hymnという短いピアノ曲は
最後にふさわしい
静かに後姿を見送っているようにも思えるし
海外沿い、砂浜がみえるような気もする
最後を憂うには充分すぎる曲だった
テーマのある音楽は、
こっちの気持ちもどこかにつれていってくれる
ふと我にかえる瞬間を楽しみたいかんじ
映画音楽はいいなー
しね
Holiday!!!
Holiday!!!
Holiday!!!
ジュード・ロウ以外
目にするまで、比較的どうでもいいキャストでした
ごめんなさい
まさに映画で
ハリウッドで、欧米で、何してても音楽が似合うキャストたち
開始30分くらいでもう心動かされて、日記まで書かされている
そうです、情動で
僕を知って理屈っぽいと言うのは間違いじゃない
でも僕はつねにそれに苦しんでいて
論理的な思考へ抗いながら、歩く道を窮屈にしてる
そんな性もお構いなしで僕を動かしてくれる
この情感、こういうものの為に僕は生きてるし
映画を観るし、小説を読む
終始綿密にテンポを意識して
それはもう音楽で、彼らの喋る言葉すべてが
心臓のたかなりなしでは声に出せないであろう、精神の吐露で
もちろんそれを意識してつくり
意識して選曲をして
中心にすえるべき音楽を選び
あてはめるべき所に、あてはめるべきテンポを与える
二人の表情の豊かさだけでいい
こういうドラマでいい
こんなテンポにはこういう幸せな話がいい
リズム
この映画の誰もが持っているリズムが、
観ている人間に、肯定の眼差しを与える
つまり喜びを与え
作品としての役割を全うし
叶っている
無茶苦茶に思えるくらい
気取って、おしゃれで、憧れの対象でしかないはずなのに
優しい気持ちで喜べるんだから、言葉もない
人間は地上で楽しむためには
僅かの土くれがあればいいのだ。
地下で休むためには
更に僅かの土くれがあればいいのだ
-若きウェルテルの悩み
ふー
誰???
って感じのおっさん
唄は好きじゃない
話も比較的どうでもいい
心揺さぶられるものは何もない
何故ならそれは、あまりに日常すぎるから
視線や、行為や、環境
リアリティ
その夢をこの作品にみた時、ようやく幸せにかわる
日本人的な、コミュニケーションへの憧れだと思うよ
演技や、その空間でなければできないだろうなと思うようなやり取りに
自身がもし立たされたら、何もできないんだろうという事だけが分かる
それと同時に映画やドラマで目にする
演技が、現実に降りてくる感覚
これに心を奪われるのだ
人は平凡なものだと、とくと心に刻み付けてから
彼らの日常と、行為が平凡でない事を、思い返しながら知る
その感覚に救われるかんじ
アイルランドばんざーい