コールドマウンテン
コールドマウンテン
はっきり言って僕はニコール・キッドマンがあまり好きじゃなかった
あの釣りあがった眉とか
気の強そうな顔とか
美しいとは思うけど、何処か彫刻のような
演技に向いているとは思えない
何かの彫り物のように捉えている時期が長かった
その考えを改める機会は、ムーランルージュ
観終わった後、すぐに何故か
もう一度観たいと感じる自分を発見するが、何故そう思うのかは分からない
ただ心に残っているのは、ニコール・キッドマン
彼女の声と、演技だった
それから、先日コールドマウンテンを観ることになり
あやふやなイメージだっただけの印象が
確固たるものに変わった
監督はアンソニー・ミンゲラ
ストーリーは特にどうと思うこともない映画だけど
少し心に残るのは、間違いなく、この監督の手腕なんだろうと勝手に思ってしまってる
キレイな映画で、ジュード・ロウも、ニコール・キッドマンもきれいで
のんびりと眺めているだけで少し幸せになれるような映画だった
何故、ミンゲラがこの映画を撮ろうと思ったのかは分からないが
きっと、時間と関係のない恋愛みたいなものに魅力を感じたんだろうと思う
その価値があると思った事にエネルギーを注ぎ込んでいるに違いないと思うから
ニコール・キッドマンの演技は
外人だから正直何がリアリティなのか良く分からない部分もあるけど
静かにありふれた会話をしている時より
表情を変えて叫んだり笑ったりしてるのが
驚くほど印象的だった
それをイメージして、形にさせたのがミンゲラだと思うと
何か伝わってくるものがある
俳優の個性たる演技は、監督のセンスが、必要と感じたものでなければ
こちら側には伝わってこないから
監督のセンスを直感できる映画は、いつでも心に残る
もうこういった映画を観れる事は少ないと思うと哀しいな
- Posted by at : 2008.11.27 | Comments [0]
- Category: [Review]
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